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情報が増えても、本質は変わらない。
情報化社会・・・
とわざわざ言うまでもないほど、今、情報は加速度的に増え、氾濫し、拡散している。
ググレばたいていの表面的な情報は手に入る。
だが、情報が増えたからと言って、本質の量が変わるわけではない。
どんな情報も、言葉という文字の通り、葉っぱでしかない。
(言葉以外の情報ももちろんあるが)
インターネットの発達によりメディアの数も爆発的に増えた。
個人が気軽に情報を発信できる。
重要なのは情報に対するリテラシー。
そこで問題になってくるのが、情報に対するリテラシーだ。
メディアに乗せられる。
メディアによって「見せられた」情報を鵜呑みにする。
「見せられる」のではなく、情報を「見ている」人間であること。
これは、昔からの自分のテーマでもある。
誰かの見せたい現実ではなく、
自分の中の現実を客観的に見つめる。
見せられるのではなく、見る。
占いという情報の前で思考停止する人々。
占いも同じである。
占いで語られるものもまた情報のひとつである。
そして、占いというものを前にすると、思考停止状態でそのまま受け取ろうとする人の多いこと。
この事実はいつも私を愕然とさせる。
なぜ、見ないのか?
情報はどこからも手に入るようで、大量で雑多だが、それゆえに、リテラシーがないと扱えなくなった。