ロゴマークの由来を知るとさらにプロダクトへの愛が増す
さて、そう来たところで、私は最近、一眼レフカメラの面白さに改めて目覚めているのだが、どこのメーカーのものか、わかるだろうか。
名前、ロゴマークから言えば、キャノンを外せるわけがない。
※キャノンは観音から由来しており、初期のロゴマークはそのまま観音様※
だが、私が使っているのはオリンパスである。
ロゴマーク自体はサッパリしているのだが、名前の由来は、九州の高千穂 → 古代ギリシャのオリンポス山なのである。
またここは余談だが、ヤマハの最初のロゴマークはまたいい。
「音叉をくわえた鳳凰」なのである。これも検索して是非、一見してほしい。
あとは、牡牛座の人はスバルの車を買ってください。
「スバル ロゴ」で検索しようとしたら、悲しい検索ワードが出てきてしまった・・・。
ちなみに、オクシタニアのように家紋を使用しているような会社はやはり財閥系だったり、呉服屋などから発展してきた老舗百貨店などが多くみられる。
もちろん、これらも素晴らしく好ましい。
カタチは与えられる
こんなことを書いていると、なんだかミーハーなカタチから入る人のようだが、それは実は逆なのである。
初めに情熱やポリシーがあるから、名前が与えられ、カタチが与えられるのである。
そう。
占いで言えば、社名はもちろんのこと、ロゴマークも相の分野のことなのである。
相とは、手相、人相、家相、姓名判断などに代表される姿・形をもとに現状や未来を観る占いの分野のことである。
中身は必ず、カタチに現れ、カタチは未来を創る。
そして、細部までのこだわり、ディティールが全体を作るのである。
血管の先の先まで、末端の末端まで、血液を魂を通す。
これは、会社組織で言えば、社員一人一人を活き活きと輝かせることである。
そして、私にとって、買うことは賞賛である。
私の好きなもの、大切にしているものを同じく大切にしている人や組織は私にとっては応援したいという十分な理由になりうる。
そして、今までの話からも、長く続いている企業ではロゴマークも遍歴があり、創業とは全く変わってしまったり、名前も変わっているところもある。
時代の流れで、事業内容が変わり、それが社名やロゴマークとそぐわなくなって変わることもあるし、戦略的に世界進出に向けて決意を新たにする上で変更していくこともある。
有名なところではナショナルからパナソニックへの変更など。
そしてそれはやはり企業の在り方そのものと関係しているし、情熱やポリシー、未来への方向性を指示している。
名前やカタチというのは、侮れない。
観る人から見れば、そのままの態を現している。
しかし、観る人から見れば。である。早計に判断してもいけない。
なぜならば、相は、擬態できるからである。
またその話はいつかしたい。
おわり
Written & Photographed by Aki Kunitake