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流れとは何か?
私はよく、運勢や運命などとは区別して「流れ」と言う言葉を使う。
占いの語るものとは区別して「流れ」と名付けている。
改めて、’流れ’とは何かということについて考えている。
どのように表現することができるか、どのように例えることができるか。
オクノインの方でそのことに触れて、たくさんの反響をいただいたので、こちらでも少し書いてみたい。
流れと、流れではないものの区別
一例をあげてみます。
〇 流れ
- 東京大神宮のお守りを買った
- 素敵な彼氏ができた
× 流れではないこと
- 素敵な彼氏が欲しい
- 東京大神宮のお守りを買う
当たり前だが、ここで言いたいのは、流れでない行為が悪と言うことではない。
ただ、それは流れとは違うという区別の話である。
この例の違いが感覚として受け取れているだろうか。
流れ=線
明確に言えるのは、まず、その行動をする動機の違いである。
つまり、目的、手段、行動、結果がどのように存在(=点)し、つながって(=線)いるか。
流れとは、このつながりのことと言えるかもしれない。
自分がこれらの点の存在をどう線につなげているかの現状のパターンを知るのは大事なことである。
この線が絡まって、拗らせている人も多い。
一度、絡まる仕組みができてしまうと、ずっと絡まり続ける。
いわゆる、流れている感覚というのは、物事が自然発生的に成されていることともいえる。
勝手に点がきちんと並び、流れができる状態。
為した行動が、結果を成す状態。
流れをつくるとは、そのような仕組みをつくることともいえるのかもしれない。
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おわり
Written & Photographed by Aki Kunitake