さて、いよいよ、今週の水曜日から自由大学「自分軸をつくる占い(初級)」20期がスタートする。
2010年のスタートから回を重ねて、20期。
普段は創造と破壊を繰り返してばかりに見える私が(笑)、このように目に見えることを継続するということは、素晴らしい。
まだギリギリまで受講生募集しています:自由大学「自分軸をつくる占い(初級)」
講義をつくるのも本をつくるのもサービスをつくるのも、つくり方は同じ
私の講義のつくり方は最初に先生になった学生時代から常に進化はしているものの、変わらない軸がある。
再来週からは自由大学での新しい講義が始まるが、講義づくりは苦しいが、楽しい。
私の講義のつくり方には流れがある。
- 枠をつくる
- 中身を入れる
- 削る
- 整える
何度もこれらを繰り返して、かたちにしていく。
具体的には、自由大学の枠でもある90分×5回の枠をつくる。
90分のタイムテーブルをつくり、議題とポイントを簡潔にまとめる。
※参照:上記写真
さらにその詳細をシナリオ化する。
シナリオ化とは言っても、自分のセリフを書くわけではない(笑)
導入⇒展開⇒まとめのような流れの中の外してはならないポイントを網羅するようなイメージだ。
枠を可視化することはカタチを整える上でのガイドになる
一旦、枠をつくり、プリントアウトして、枠を可視化する。
プリントアウトして手書きで拡散しながら、エクセルに落とし込むことで、形を整えていく。
何度もこれを繰り返すことで、講義が出来上がっていく。
本をつくるときも同じように、手書きで拡散し、ワードに落とし込み、整えていった。
著書「占い女子のための運命のトリセツ」
エクセルも方眼使い
ノートはもともと方眼派だったのだが、定期的に無地や罫線のものも使ってみる。
が、結局、何かをカタチにしようとするとき、枠を意識するには方眼が一番という結論にいつも戻ってしまう。
ちなみに、本を書くときはさすがにワードを使ったが、基本的には文字を書くにもエクセル派である。
コンテンツの枠ができてしまえば、ガイドの方眼の枠線は消す
実際に講義の枠が方眼に落とされるとこんな感じになり、もう方眼のガイドが必要なくなる(見た目にもうるさい)ので、枠線は消してしまう。
とは言え、講義はいきもの
ざっと講義のつくり方をまとめてみましたが、もちろん、こんな計画などなくてもさくさくとやっていらっしゃる講師の方もいらっしゃるでしょう。
どんなに事前に講義を作りこんでいても、講義はいきもの。
受講生がいて、講師がいて、空間があって、流れがあって、その場限りのライブ。
とは言え、私の作る講義はすべて、私が主役ではなく、あくまで、受講生が主役。
私はその主役たちの最高の物語を、才能を、資質を引きだすための、それらに気が付くためのツールを用意するだけ。
さて、そんな私の講義に、あなたも参加してみてください。
決して、私の観客にはならないように。
私はあなたの物語を待っているのです。
受講生募集中!
Written & Photographed by Aki Kunitake