「自信」があるから「行動」しているわけではない
独立して仕事をしている今も、それ以前も、ずっと昔から、私は「自信がある」人物に思われることが多いようです。
「どうしてそんなに自信を持てるようになったんですか?」
「どうやったら、そんなに自信がつくんですか?」
「私も國武さんみたいに自信をもって動けるようになりたい」
などなど・・・いろんな人に言われてきたからです。
ただ、私自身は自分に自信がある!とは思ったことがありません。
ただ、いくつか、自分の行動や見える部分で「自信がある」ように見えるんだろうなと思い当たることがあるので、いくつか、書いてみたいと思います。
自信があるように見えること:自分の意見が言える
これは、比較的明確に覚えているのですが、自分の意見が人前で言えるようになったのは、小学校3年生の時です。
それまでは、男の子にいじめられて泣きながら家に帰っているような子で、人前に出て何かをしたり、意見を言うなどまずなかったです。どちらかというと目立ちたくない、引っ込み思案な子どもでした。
言えるようになったきっかけは、「自分の意見を聞いてくれる人」が現れたから。です。
そして、今でもそうですが、「自分の意見が言える」というのは、「自分の意見を求めてくれている誰か」がいるから。ただそれだけです。
自信があるから。ではなく、自分の意見が正しいから、ではなく、その「自分の意見を求めてくれている誰か」は「自分の意見」を聞くことで、何か得ようとしてくれている。だから、「自分の意見」を伝えます。
自分の意見が言えるは相手にリスペクトがあるからこそ。なのです。
だから、意外と人に意見を求めているようで、ただポーズをとっている人には・・・ね。
自信があるように見えること:行動する(チャレンジする)
これはもう人生において大きく後悔した経験上から得た教訓ですね、
「チャレンジしなかったこと」はチャレンジして失敗したことよりもどうしようもない。
失敗は課題の発見であり、課題が明らかになれば、修正をすることができます。
そうやって少しずつ道が拓けていくものです(起業してからは何度もそれを経てここにいます)
そして、自分は失敗する。ということを必ず想定しています。
だから、自信があるから、行動するのではなく、やってみないとわからないがあるから行動しているんですよね。
そういう意味では、私は自分を信じていないとも言えますよね。
正確には自分の頭を信じてない。そんなに頭がいいと思ってないので、やっぱり最後は考えてるだけじゃなくて「やってみないとわからない」になってしまう(笑)もちろん、考えうるリスクについてはちゃんと備えながら・・・ですよ。
そして、私の場合、これも経験上、自信がない時の方(みんなに反対される)時の方がなぜかうまくいくのです。逆に絶対成功する!と言われたことを失敗するというのもありますけど。
結論、「自分の人生」を信頼する
自信がない人の中には「自分の意見が否定されたら」という恐れがあるようですが、否定されたら?・・・自分を否定されたみたい?傷つく?つまりそれは、相手を信頼してないってことですよね。
いや、良いんです。信頼できない人もいるでしょう。それはそれ。うまくやり過ごしましょう。
でも、信頼できる人にはしっかり自分の意見を伝えましょう。それができていればいいのです。
そして、人生の中でそういう人を少しずつ増やして、自分のバランスを取っていきましょう。
自分軸を持って生きることは、確固たる自信を持つことではありません。
良いことも、悪いことも、ただの瞬間的なその時の価値観による判断であって、どちらもあるから、完璧な存在なのです。
「自分の人生」を信頼しましょう。
あなたにとって、都合のよい人生はどんどん叶っていくものなのです。
自分軸で生きるためのヒントがたくさん!