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V.E.フランクル『夜と霧』

フランクル『夜と霧』

 

この本については、恐れ多くも、拙著にも引用にて紹介させていただいている。

占い女子のための運命のトリセツ

 

 

 

もともと、この本と出逢ったのは、大学のころであり、

心理学専攻であった私には必然的に「心理学を学ぶものであれば、この本を読んでおきなさい」と言う教授の一言に素直に手に取った次第である。

 

齢にして、18か19歳。

高校を出たばかりで、念願の心理学を学べることにウキウキしていた時期。

学ぶことが楽しくてしょうがなかったし、もともと本を読むことは大歓迎である。

さらさらと読み進め、文章としても、知識としても、すんなりと入っていった。

 

が、しかし、正直、非常に優れた稀有な本であることを学問的に理解はできても、それを自分の物語として、本当に理解することはできなかった。

この最初の段階では。

 

それが意味を持つのは、再びこの本を手に取ったときであった。

夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録

 

V.E.フランクル『夜と霧』②へ続く

Written & Photographed by Aki Kunitake

 

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この記事を書いた人

オクシタニアのオックン。です。
「自分軸」や「自己分析」について日々研究を重ねています。
オクシタニアの活動の他に自由大学で教授も務めています。

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