答えの出し方を学ぶ②
普通に、学校での学び方を考えてほしい。
問題に対して、ただ、「答え」だけを教えてもらって、暗記してもキリがないのだ。
問題は多種多様であり、「答え」を暗記しているだけでは、新しい問題に直面した時に、解けなくなる。
星(ホロスコープ)を読む力、
手相を読む力、
タロットカードを読む力、
これらはすべて今、あなたが置かれている状況を読む力そのものになる。
占いの技術、知識そのものが重要なわけではない。
もちろん、それらも、すごく面白くて興味深いものなのだが。
私自身、最初から、そのように使ってきた。
幼いころから、ありとあらゆる占いの情報に触れてきて、
(もちろん、実際に、占い鑑定もかなり受けてきた)
そうして見ていると、
世の中に、いかに占いじゃないものが、占いとして、見せられているかがわかる。
もちろん、エンタメとしての占いを否定しているわけではない。
むしろ、ゲーム会社にいた身としては、人を楽しませること、喜ばせることは大好きなわけで、
それは、人にとって、ひとつの救いや突破口になることだってあるわけである。
そこに本質があるか、否か。が大事なのである。
これは、物語が必ずしも本当に起こったことでなくても「見せられている」ものでも
「見せられている」上での「見せられる」行為としてその中から本質を読み取り
心を動かされることと似ている。
占いとしての本質でなくてもいい。
占いを媒体(ツール)として、本質を伝えていればいいのである。
流行っているものを適当に寄せ集めて、劣化コピーにして、リリースしたり、
上っ面のアイディアだけで、なんとなく、知識と情報だけ集めてうまいことやったり、
いや、それでも、もちろん、その上物の中に、本質が詰められていればいいのだが。
「見せられている」情報に一喜一憂して、
占いはくだらないと決めつけたり、嫌悪感を露わにして「見る」ことを放棄する。
占いだけではない。
それが、人生に対する態度になってはいないだろうか?
答えの出し方を学ぶ③へ続く
2013年2月11日(月)9:00UP予定