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自己分析ブック=自分の人生の物語としての本
自己分析ブックはノートじゃない。
自分の人生が語られた本(ブック)なのだ。という話を前回した。
私の専門分野は自己分析、とりわけ、自分軸を明確にさせるというところにある。
そして、そのツールに、心理学や占いを使用し、哲学や神話、歴史といった基礎知識としての背景を学んできた。
さらに、それらを表現するとき、私は人生を物語に見立てるという方法をとっている。
むしろ、そのようになってしまった。
人を観るとき、その瞬間にその人自身のことが前後の物語とともに展開して入ってくるのだ。
それは、自分の人生の中で必然的に培われた一つの特殊技能である。
著書「占い女子のための運命のトリセツ」の中でも記したが、
私は本を読むことが大好きで、学生時代は年間300冊ほどの本を読んでいた。
さらに、本だけではなく、映画やドラマもよく見ていた。
そして、実際に出会う人々から聞かされ、間近で立ち会わされるドラマ。
私自身、人に興味があり、その人々に紐付く物語に興味があった。
自分を理解し、人を理解すること。
多くの人の物語に触れることで、それらを理解したかった。
そして、それらの中で多くの視点や価値観や文化に触れてきた。
幸か不幸か、成功か、失敗か、善か悪か、それらは視点や価値観、文化、環境の問題が多く含まれており、
表裏を見つめ、バランスをとることの重要性を感じた。
価値観も意見もある。立場もある。役割もある。
そんな中でもいかにニュートラルでいられるか。
それらの枝葉末節と、自分の人生の本筋、「自分軸」をいかに保てるか。
自分軸があり、バランスがある。